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日刊 温暖化新聞|今日の温暖化ニュース
2010年09月02日
海洋酸性化、今世紀末までに海洋生物の崩壊をもたらす
カテゴリー:生態系
(ロンドン地質学会より)
ロンドン地質学会の8月25日付けリリースによると、イタリアのナポリ沖の火山性の二酸化炭素(CO2)噴出孔付近において、有孔虫という単細胞生物について研究を行ったところ、CO2濃度の上昇によって、有孔虫の多様性が24種からわずか4種へと減少したことが明らかになった。同研究は、プリマス大学(英国)とサンタ・カタリナ大学(ブラジル)の科学者たちによるもので、地質学雑誌「Journal of the Geological Society」の9月号で発表された。
研究の共同執筆者の一人である、ジェイソン・ホールスペンサー博士は、「過去の研究では、多様性の損失は30%だと示されていたが、今回の有孔虫についての結果はこれをさらに上回っている。ティッピング・ポイント(それを超えると一気に加速する閾値)は、pH平均値7.8だが、今世紀末にはこのpH濃度に達すると予測されている。」と述べた。
海洋酸性化の調査で、二酸化炭素噴出孔が使用されたのは今回が初めて。ホールスペンサー博士は、「pH濃度7.8で、石灰化生物は消滅し始め、非石灰化生物に取って代わる。私たちは今世紀末にそうなる方向に向けて進んでいる。私が特に懸念しているのは、私たちが二酸化炭素排出量を削減しなければ、大量絶滅の危険を冒し、沿岸水域の品質を低下させ、有毒なクラゲと藻類の発生を促すことになる。」と述べた。
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